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転職後に後悔しないために

  • odani3
  • 2017年10月21日
  • 読了時間: 2分

会社にはその会社独自の風土があります。その多くは創業者によって決められるといっていいでしょう。創業者がどんな理想を描いて起業したか、その思いや考え方が長い年月を積み重ねながら蓄積したものが企業の社風だからです。

社風は社員の働くモチベーションや人間関係、評価、仕事の進め方などさまざまな要素に現れます。企業が成長するなかで試行錯誤しながら獲得したものが「自己成長の大きさ」「社会貢献度の高さ」「培われたブランド力の継承」などさまざまですが、そこに企業が持つ価値観が現れます。

また企業のサービス内容や商品の販売戦略などからも、その会社の価値観が現れます。

ホームページなどで、次々と新事業を立ち上げたり、新たな商品やサービスをリリースしている会社は、既存の概念に捕らわれない独創性やアグレッシブで行動力などが必要とされ、どのような仕事環境を作ったら社員のやる気やパフォーマンスが高まるかを試行錯誤しながら掴んだ人物像が上記のような社員が理想社員として評価されます。

「職場の人間関係になじめない」「仕事の進め方が性に合わない」などは、これらの社風から生まれるもので、成長を遂げている自分の姿がイメージできない場合は、転職を考えても良いと思われます。

私は現在労働相談員として行政機関で仕事をしておりますが、最も多い相談がパワハラないし職場のいじめです。ストレスが溜まりやすくノルマがきつい会社ほど社内イジメが発生しやすい傾向があります。たとへば営業に関する考え方も経営の考え方で決まるものであり、ノルマが達成できない人間は会社に貢献していないというの「正当性」を掲げ、数字で結果を出せない社員の心をいくらでも傷めつけても良いという部下指導の考えに至ります。

そういう「社風」が存在するから、社内イジメはなくならないのです。

転職に際しては給与等のみに注意を向けるのではなく、その企業の社風も考えて転職活動をしましょう。

 
 
 

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